ETERNAL-FLAME

~ 寝ても醒めても キャンドルのことばかり ~

キャンドル 今夜の灯かり

柔らかな印象

キャンドルといえば、切っても切れない関係にあるのが、燭台。 このところずっと使っているのは、山岸勉さんのアイアン製のもの。 キャンドルを灯すときには必ず使うものだから、 木製とか、ガラス製とか、じつはいろいろ持ってはいるんですが。 シンプルな…

キャンドルの効能

いろいろありまして、いろいろなことを変えてしまいました。 たとえば働き方、そして考え方、たぶん、生き方も。 変えなきゃいけないのかな、変えられるかな、変えられないんじゃないかな・・・ とても長い時間をかけて、いろいろな振り幅の段階を経て、つい…

高めのハードル

このあいだ、たまたま朝にウォーキングしていたら、 通りすがりの車の開け放った窓から、ちらりと聴こえた曲が懐かしくて、 おもわず一緒に口ずさんでしまいました・・・そういうのって、久しぶり。 でも、リズムもシチュエーションも合わないんですよ、歩く…

新しい可能性

可能性、という言葉が、いまのわたしには新鮮な感覚です。 人に対して、憧れを持って使っていたこの言葉が、 「あなたにもあるよ」と言ってもらえて、でも、わたしには無縁な気がしていて、 でも、ようやく最近、あるのかもしれない、と受け止められるように…

形からの厄介な連想

キャンドルそのものではなく、この画像を見ていて、 何かに似てるなぁ、と思ったら、あれですね、「歯」。 歯は、なかなか厄介ですよね、 そういえば、歯問題で、しばらく寝つきの悪い夜を過ごしていました。 20年ちかく、検診がてら通っていた歯医者さん…

アトリエの行方

余った蝋やら溶け残った蝋やらを、適当に流し固めたので、 それほど好きな配色とバランスではないけれど、 デイリーに灯すには、ま、いっか。 狙ってつくるばかりではなく、偶然の産物を楽しむ、ということで。 自宅の一室の、そのまた片隅を占領して、 キャ…

お灸ライフ

夏といえば、蓮、ということで、蓮の絵付けの和ろうそくを灯しています。 ふと裏側を見ると・・・「のと七尾」の文字が。 日本海側へは、G.W.に米子を訪ねたきりで、 能登半島へはしばらく行っていません、行きたいなぁ。 キャンドルが好きですから、自宅に…

滂沱の涙

今年も夏が来て、この日が訪れました。 いつもでしたら、晴れ渡る空を仰いで、 あの日もきっとこんな晴天だったのだろう、と思いをはせるものですが、 今年は、滂沱の涙のように、激しく雨が降りました。 この時期になると大戦の特集番組が放送されますので…

キャンドルの恩返し

ながくながく、ごぶさたをしておりました。 うっかりこのブログへのパスワードを忘れてしまいそうなほどのながい時間。 それでも、時おり訪れてくださっている方の存在を感じ、嬉しく思っていました。 いつも気にかけてくださって、ありがとうございます。 …

Life goes on and on...

ふと、歯が痛い、と唐突に気付きました。 歯、というか、顎全体が痛いような。 ああ、そうか、まただ、 また歯をくいしばっていたんだ、と思い当たりました。 先週、年上の友人が旅立ってしまいました。 あまりに突然のことで、信じたくない気持ちがあるの…

いつも心にユーモアを

あけましておめでとうございます! 今年は、どんな出来事が訪れるのでしょうね。 わたしは、チャンスを逃さず、美味しいものを食べ、 あらゆる季節を見に行こうと目論んでいます♪ こちらからつかまえに行くことには、 楽しいことが多いにしても、 あちらから…

良いお年を!

今年は、とても面白い年でした。 たとえば、同じシェフの同じ料理を頂いているのに、 今年の前半と後半とでは、味の印象がまったく違っていて、 どうやら、それは味わうわたしの心もちが、180度違うからみたいなんです。 ハッとするほど驚いたのは、 飲んで…

Buon Natale!!!

ひさしぶりに、キャンドルを作ることができました。 そのキャンドルを灯しながら、 なにげなくこの一年を振り返ると、 楽しかった事ばかりが思い出されて、嬉しい気持ちになりました。 時間差で、悲しみもしっかり思い出すのですが、 遠のいている感じがして…

続・林檎

毎朝食べている、林檎。 それをシゲシゲと眺めていて、キャンドルのモチーフに、と思い、 でも、やっぱり好きなモノに火を付けるのは嫌だし、 と思いなおしたりしつつ、連想していた前回の記事。 林檎そのものでさえ、こんなにも多様。 わたしのなかで、さま…

思い切り泣いたり笑ったり

近ごろ、一日おきくらいの勢いで、よく食べているもの。 ケンタッキーのサーモンフライサンド。 生だろうが火が通ってようが、干してあろうが燻してあろうが、 隙あらば鮭を食べているわたしにとって、季節限定の素敵ランチです♪ だからなのか、家族のなかで…

ひとつだけ

もうすっかり秋ですね。 クーラーも暖房も必要のない、こんな時期は、 わたしにとって、過ごしやすく快適ですけれど、 キャンドルを灯すにも、最適なんです、実は。 空気を入れ替えるときくらいしか窓も開けませんし、 たとえ窓を開けていても、それほど風も…

SLOW DOWN

ずっと下書きボックスに保存していて、 なんどかアップしようとして、でも、どうにも気乗りがしなくて、 そのままにしていた記事を読み返していたら、 わかったことがありました。 その記事では「ジャズなひと」を紹介しようとしていました。 これは『ヨルタ…

ないがまま

ないがまま。 初めて聞いた言葉ですが、すーっと心のなかに入ってきました。 あるがまま、という言葉は聞いたことがありますし、 その言葉に救われたことだってありました。 たしか去年でしたよね、『アナと雪の女王』。 エルサの『Let It Go』が聴きたくて…

重ねていくもの

札幌へ行きたくなったから、読んだのか、 読んだから、札幌へ行きたくなったのか。 ・・・なにって、羊三部作の話です。 ひさびさに、村上春樹作品を読み返しているものですから。 活字中毒、だったんじゃないかと思うんです。 そもそも、本を読みながら下校…

wait and see...

幸せでいよう。 ようやくそんな風に思えてきました。 幸せをひとつひとつ数えるのは、わりと得意なほうなんです。 カテゴリーもすべて、気付けば、暮らしのなかの幸せ、ですし(笑) 暮らしのなかに幸せばかり探してきたのは、 きっと、悲しみが多すぎたせいか…

親蛙の散歩道

近所に住む母と、ランチがてらお散歩に出かけているとき、 いろいろなお宅の植木を見ながら「咲いたわねぇ」なんて話していて、 なんと、 同じライラックのお宅の前を通っていることが発覚しました(笑) 近所なので、同じ公園のほうへ身体を動かしにいくこと…

お見通し

はぁぁぁ、と頭を抱えてしまったことがありました。 なにげなくテレビを観ているときに。 クイズ番組で「流れに掉さす」という言葉が出題され、 久しぶりに「情に掉させば流される」という言葉を聞いたのです。 有名な、夏目漱石の『草枕』の冒頭部分ですね…

ごほうび

大好きな宮沢りえさんが、とある対談で、 「試練は、ごほうび」と言っていたのが、ずっと心に残っていました。 強い女性だな、でも、きっと自分に正直に生きてきたんだろうな。 そんな風に感じて、とても気になる言葉でした。 先月はじめに、シアターコクー…

春にして

終雪、という言葉があるそうですね。 春に降る最後の雪のこと。 汽車を待つ君の横で時計を気にしている『なごり雪』の「僕」は、 きっと今日みたいな日に、ホームに立っていたのでしょうね。 この冬に読んだ本のなかで、とくに印象的だったのは、 アガサ・ク…

ふたたびの日々

寝ても醒めても キャンドルのことばかり。 そんな日々が、ようやく、わたしの暮らしに戻ってまいりました。 「良い年に」と願いスタートしつつ、 キャンドルのことばかり、というわけにはいかなかった年余を経て。 今年に入ってしばらくして、たまたま京都御…

同じ、といえば

夏の終わりから試作を続け、こちらは、すでに断念した作品の名残です(涙) 今の私の力量では、形にすることができないのが、かなり切なくもあり、 でもそれは、いつか形にしたい、という願いにも通じるので、 今はただ、ひとつひとつ作れるものから形にしてい…

初めの一歩

ふわり。 自分の右足が、前へ踏み出すのを、確かに私は見ました。 あんなに無理だと思っていたはずの、初めの一歩。 けれど、小さな一歩でも、わずかに移動しただけとは思えない感覚の変化に驚きます。 表面的には、何も変わらず「停止状態」のような長い日…

ドラマティック

もう10年以上ファンで、ライブも数えきれないほど通っていますが、 今回のライブは、もう「素晴らしい」を通り越していました。 オリジナルのほかに、リクエストのカバー曲も披露されましたが、 どれもこれも、息をするのを忘れてしまいそうなほど・・・美し…

アヒルな毎日

この頃、私の暮らしに新しく加わったアイテムが、こちら。 以前、キャンドルの火を消すためのアイテム「スナッファー」をご紹介しましたが、 新顔は、高澤ろうそくさんの「ろうそく消し」・・・アヒルです(笑) 炎にくちばしを差し入れるとき、胸が少し痛みま…

読まず嫌い

私にとって、夏は休眠の時期・・・暑さに弱いからですが、 百日紅が盛大に咲き誇り、蝉が賑やかに鳴きだしていますね。 それぞれの花や虫に、それぞれの特有の季節があって、 それぞれの命に、幸多かれと願う季節です。 ところで、先日、友達からタイ料理に…