顔なじみ
桜、という木はなんとも特別な木で、
見上げるわたしの気持ちに、呼応するような気がします。
嬉しいときには、咲き誇るような満開の桜。
悲しいときには、はらはらと散り際の桜。
呼応、というより、そのときの気分にマッチする桜を、
きっと、自分で探しているのでしょうね。
いつもの年と同じように、顔なじみ(?)の桜に会いに行きつつ、
立ち寄って頂いたのは、こんな桜です(笑)
鯛の桜蒸し。
器も、この時期だけの限定の器(おそらく)。
季節感を大切にする、和食ならではの楽しみですよね。
せっかくなので、お猪口も桜柄をセレクトさせていただきました(笑)
桜蒸しは、こちらのお店では本当に短い期間しか登場しないので、
今年は会えないかと思っていましたが、
顔なじみ(?)のマダム達が、特別にオーダーしていたとかで、
お裾分けで、最後の一椀を頂くことができました♪
思いがけずに、口福を分けていただいて、
いつもと同じように、春をあますところなく堪能できました。
ひとつひとつ春を数えていくことで、
つつがなく、新しい季節を過ごしていけたらと思います。