ETERNAL-FLAME

~ 寝ても醒めても キャンドルのことばかり ~

Swimmy!

 

この秋、ついに「りんご」デビュー、とはいえ、使い方がわからないので、

このブログは、相変わらずpcからのアップにはなりそうですが、

とりあえず、ゴルフのスイングを動画で撮ってみたりして(笑)

iphone、というのは、なかなか楽しい使い方ができそうです♪

 

そんなわけで、せっかく選んだカラーを隠すことになる気はするのですが、

スマホに必要な「ケース」を探しに行くことに。

私のお目当てのものは、来月から新しいデザインが発売されるということで、

仕方なく当座のものを見つけに、家電量販店へ向かいました。

 

 

週末でごった返す店内は、かなり居心地が悪く、

品揃えだけは豊富でも、ピンッとくるものがなく、ウロウロ。

その場しのぎ、とはいえ嫌なものは使いたくないし、などと、

どこに何があるかも覚えてしまいそうなほどケース売り場を見て回りました。

 

と、妥協できるものがひとつも見つけられないまま、

これではまずい、と唯一近寄るのを遠慮していたキャラクターものへ近づくことに。

世界一有名なネズミたちの脇で、ひっそりと佇むケースを発見!

店内を徘徊して失った時間を補って余りある、ラッキーな出会いでした。

 

そのケースを手に取った瞬間、混雑した店内にいたはずなのに、静寂。

懐かしい記憶が甦って、胸がいっぱいになりました。

急いでケースを買って、その足で図書館に駆け込んで、

30年以上の時を経て再会したのは・・・レオ・レオニ!!

 

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私は小さいころから本が好きでしたから、この本も何度も読みました。

きっと、幼い日の私は、自由自在に魚やネズミになれたことでしょう。

小さな魚になって、海のなかを冒険したり、

ネズミになって、家のなかを探検して、友達をさがしたり・・・

 

大人になって、ストーリーはすっかり忘れてしまったと思っていても、

このケースの感動的なシーンを見れば、

記憶の片隅に、大切なことはきちんと仕舞われていたことがわかります。

そうだ、「かしこい」ってそういうことだよね!

 

そして、たとえば、月に願い事をしてしまうこととか、

色のついた(しかも貴重な(笑))石が好きなこととか、

理由なんか無い、と思っていたことのいくつかは、

レオ・レオニに、絵本を通して教わっていたものでした。

 

しかも、翻訳は、谷川俊太郎さんだったんですね。

学生のころ、妙に谷川さんの詩を好きだった理由も、深く納得(笑)

食べたものが身体をつくるように、五感で経験したものが心をつくる、

そういうことの大切さを、子供サイズの狭い絵本コーナーで実感した「実りの秋」です。