『LIFE』Ⅱ
そんなわけで、自由に動かせるスタイルになった、新作『LIFE』。
といっても、グルングルンというほどではなく、ソッとです。
とはいえ、動く、といわれても、どういうこと?と思われる方のために、
動かしたところを。
さて。
そんなふうに出来上がったキャンドルを目前に突き付け、
「さぁ、言え!言え!」とばかりに、パートナーに命名を依頼。
普通は、作家自身が名付けるんでしょうけれど、
私の場合は、気持ちが入りすぎてしまって名前が重くなる傾向が(涙)
そこで、泣く泣く、客観的な立場であるパートナーに、
そのようにして付けられた名前『LIFE』から、
さらに私がインスピレーションを受け、作品に添えたコメントがこちら。
「大切だけれど忘れがちな事ごとを、幾重にも広がりゆく輪の中心に表現しました。
クルクルと変化する表情と、溶け合うキャンドルの彩りをお楽しみください。」
私の手から離れて、
ひとつの作品として距離をおいて見られるようになると、
『LIFE』とは絶妙な名前であり、
作品から、明るい未来や希望が浮かぶようで、とても不思議な気分です。