大人のズル休み

梅雨入りした昨日、仕事を休んで、のんびり過ごしました。

仕事も家事もしない、何もしない一日。

大人のズル休み(笑)

このところ微熱が続いていたのは、

梅雨入り前の気圧の変化、急激な蒸し暑さに対応しきれない身体の疲れ・・・

と、探せば理由は見つかるかもしれませんが、

どちらにしても、心身ともに休息を必要としていたようです。

 

軽い熱に浮かされるように、良くない考えや悲しい想いがあふれていましたが、

熱がひくのに合わせて、色々な想いがとめどもなく頭に浮かんでは消えていきました。

たとえば。

人との関係を築く、ということの難しさ。

打てば響くような、キャッチボールみたいな会話を望んでいるのに、

近ごろの私の口から出る言葉といえば、テンポの狂った歯切れの悪い言葉ばかり。

いつからかな、どうしてかな、と落ち着いて考えてみました。

お気楽だった頃は、誰かと話すことはそれほど難しくありませんでした。

けれど、自分の頑張りだけでは、どうにもならないことに直面してみると、

周りの人からの悪気のない、けれど、心無い言葉に傷つくようになりました。

それはもう驚くほど数多くの心無い言葉が、飛びかかってきましたが、

傷つくほどに、私自身が、どれだけ心無い言葉を投げてきたかに思い至ります。

自分が傷ついているように、誰かを深く傷つけているかもしれない。

それはとても恐ろしいことですが、もし、傷つけている自覚がなければ、と思うと、

そのほうが、よほど恐ろしい。

痛みを知ることで、自分に対して誠実でいられるようになったかもしれません。

たとえ口数は減っても・・・って、充分しゃべってるかもしれませんが(笑)

心無い言葉に傷つくことは、きっとこれからもあるでしょう。

けれど、それでも勇気を出して顔を上げるならば、

同じように顔を上げた誰かと目が合って、おそるおそる交わし合った言葉が、

いつか打てば響くような瞬間も、もしかしたらあるかもしれません。

たしか「健全なる精神は、健全なる肉体に宿るべき」と、

高校の卒業式で、校長先生が贈る言葉としておっしゃっていましたっけ。

おもえば、体調が良くないときは、良くない考えばかりが頭を占領します。

健やかな精神を願うならば、健康を心がけることが大切だ、と改めて実感しました。

何もしない、はずの一日でしたが、

やおら起きだし、健康のために糠床を育てることに・・・人生3度目の正直！

そして、雨上がりの道を、買い物袋片手にテクテク歩いていくうちに、

少しずつ、心と身体のなかに力が戻ってくるのが感じられました。

ズル休み・・・たまには、いいものですね！

そして、そんな思いがけず充実した一日の終わりに、

ある方から、とても嬉しいメールを頂きました。

そのメールはとても温かくて、私を救いだし励ましてくださいました。

読んでくださってるといいな・・・ありがとうございました！

いつかまた逢えるときまで、お互いに笑顔で暮らしましょうね♪