雛祭りに想うこと
昨日は、雛祭りでしたね。
こないだの春一番が、私の心と身体のバランスを整えてくれたおかげで、
今年こそはお雛さまを飾ろうという気持ちになりました・・・雛祭りの前日ですけれど(笑)
あまりのパーツの多さに、例年は母に手伝ってもらうのですが、
「飾りたいけど、どうしようか・・・」とウダウダしている間に愛想を尽かされていたので、
初めて、ひとりきりで7段飾りを整えてみました♪
あの大震災を経験し、昨年は飾ろうという心の余裕がありませんでした。
今年もまだ、心のどこかに恐れはあるのですけれど、
お雛さまに何かが起こることばかり恐れていても仕方のないことですし、
もしお雛さまに何かが起こったとしても、それは運命だと思うことにしようと思い決めました。
2年ぶりに表に出ることができて、お雛さまもどことなくスッキリとしたお顔をしているような。
おなじことが、私や私の大切な人たちにも当てはまると思うようになりました。
恐れても恐れなくても、起こることは起こるのでしょうから、
心構えだけはしっかりしつつ、気持ちは前向きに!
お雛さまのお顔が晴れやかに見えるのは、向き合う私の気持ちのせいですね。
さて、久しぶりに新鮮な空気を満喫していらっしゃるお雛さまですから、
1日限りというのも切ないですし、申し訳ない気分です。
そこで、今さら婚期について考える必要もないので、しばらく表にいていただくことに(笑)
そのことを何気なく父に話したところ「旧暦の雛祭りまで飾っとけばいいんだよ」と言われました。
・・・さすがに1ケ月以上飾っておくのも、落ち着かないのですよね(苦笑)
ところで。
平安神宮には、本当に「右近の橘、左近の桜」が植えられているのをご存じですか?
私が京都で目にしたときは、ちょうど桜の季節でしたので、それはそれは美しい景色でした。
もし京都に行く機会がありましたら、本家の橘と桜、ぜひ眺めてみてくださいね♪