懐かしい炎
キャンドルを楽しむコツ、として「蝋」のことをご紹介しました。
そのなかで、蝋の種類としてご紹介した「木蝋(もくろう)」とは、こちらです。
いわゆる昔ながらの「和ろうそく」、原料はハゼノキなどから採れる植物性の蝋です。
いちばん右の白のろうそくを、以前灯してみたのですが、
蝋が溶けて流れ出すこともなく、何より炎が大きい!
芯も和紙やイグサから作られているせいか、燃え方がキャンドルとは違います。
和ろうそくというのは、基本的に仏事に使用されることが多く、
朱・白それぞれに用途があるようですね。
また、色とりどりの花が描かれているものがありますが、
これは、花の少ない季節にお仏壇に供えられるように、という知恵なのだそうです。
私はあれこれ考えず、気持ちが向いたときに灯すことにしています。
以前、質の良くないキャンドルを灯して目や喉を痛めたときに、
いろいろなキャンドルを探していて、和ろうそくを見つけました。
それまで、お恥ずかしながら「洋ろうそく」しか縁がなかったのです。
とはいえ、時代劇が好きな私、灯したとたんに懐かしい感覚になりました♪
和ろうそくは、燭台とのバランスが合わないと危ないそうですが、
どうぞ、機会がありましたら灯してみてくださいね♪