ETERNAL-FLAME

~ 寝ても醒めても キャンドルのことばかり ~

神さまからの贈り物

 

今夜の灯かりは、こちら。

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・・・たしかに今 撮影したのですが、

昨夜とあまり変化はないかもしれませんね(苦笑)

ちなみに、「今夜のキャンドル」では、

わざと同じ場所で撮影してみています。

手前の台が6.5cm、キャンドルのお皿が8cm位なので、

だいたいの大きさをご想像くださいませ(笑)

 

 

それにしても、

どうして、こんなにもキャンドルが好きなのでしょう。

 

ブログという「書く」作業を新しく始めてみると、

これまでは疑問にも思っていなかったことに、気持ちが向かうのが不思議です。

 

初めてキャンドルを作ったのは、たしか10才くらいだったでしょうか。

空き缶に、白いありふれたキャンドルを溶かして、

クレヨンを削って着色し、繰り返し浸して太くしていく方法。

専門的には「ディッピング」といいますが、

薄い膜をのんびり重ねていく作業に、ワクワクしたものです。

 

でも、「火」という存在は、もっと前から身近だった気がします。

いちばん印象的な古い記憶は、3才年上の兄と母のやり取り。

翌日に理科の実験があるらしく、

マッチの使い方を教わっているのを、横で見ていました。

兄だけが大人の仲間入りをしたようで、

悔しい気持ちと、独特なマッチの匂いで、鼻の奥がツーンとしました。

 

けれど、札幌生まれの私にとって、

部屋に張り巡らされた長い煙突と大きなストーブ(灯油ですが)は、当たり前の光景でした。

それと、アウトドア好きな父の影響で、

キャンプやバーベキューなど「火」を囲む機会が多くありました。

だからでしょうか、「火」は怖い存在だと知りつつも、

自分の管理できる範囲であれば、身近に置いて楽しみたいと感じるのです。

 

どうして、好きなのか・・・は、やっぱりわかりませんね(苦笑)

好きなものは好き、としか言いようがありません。

ですが、あえて無理やり説明するとしたら、

幼いころから繰り返し読んだギリシャ神話のせいかもしれませんね。

 

キリスト教系の幼稚園に通い、

字を読めるようになってからも、好んで世界中の神話を読んでいたせいで、

特定の宗教は持ちませんが、神なる存在 というものが心の中にあります。

ギリシャ神話では、大神ゼウスから、

プロメテウスが火を盗んで人間に与えたと伝えられています。

「火」が好きなのは、

神さまからの贈り物、というストーリーが好きだからかもしれません。