ETERNAL-FLAME

~ 寝ても醒めても キャンドルのことばかり ~

大寒

 

寒い寒いと思っていたら、大寒なんですって。

暦のうえでは、一年でもっとも寒い日。

そんな日には、どうしても足が向かってしまうのが、

東京・三鷹にある和食屋 味ごよみ 恵良(えら)さん。

 

なぜって・・・

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やっぱり ひれ酒ですよね、大寒には(笑)

 

味ごよみさんは、魚介類のすべてを瀬戸内から取り寄せています。

画像の生牡蠣も、もちろん瀬戸内のもの、

味が濃く、クリーミーな味わいは絶品です!

 

そして、焼き物はすべて炭火で調理されます。

ひれ酒のひれも、お店でさばいた瀬戸内のフグのもので、

乾かした後 炭火で香ばしく炙ったものがタップリ入っています。

・・・どうしたって、美味しいはず!

あまりの美酒っぷりに何度か飲みすぎてしまったことがありますので、

蓋に「ひれ酒」と書かれた小さいサイズの器で、

駆けつけ3杯まで、と固く心に決めています。

 

・・・このままだと、キャンドルのブログというより、

美味しいお食事中心のブログになってしまいそうですね(苦笑)

 

私がこちらのお店を好きな理由は、

魚介類を中心としたお食事はもちろんのこと、

サッパリしたご主人の手際の良い手元を見る楽しみ などもありますが、

なんといっても、炭火。

キャンドル好きな私ですが、

人に管理されている「火」でしたら、どんなものでも好きなのです。

キャンプファイヤー、暖炉や薪ストーブ、囲炉裏・・・

ですから、赤々と熾っている炭火を見ているだけでも、

どういうわけか、心が和みます。

 

 

この時期 脂ののっている釣り鯖や、

ぐじの西京焼きに舌鼓を打ちまくりながら、

何気なく、パートナーが呟きました。

「こういう美味しいものを食べてるときって、

優しい気持ちになるよなぁ」

 

いつも優しい彼だからこそ、

優しくなれないときがあることが、つらいようです。

優しくなりたい、という気持ちがあれば、

それだけで、もう十分なんだろうなぁ、と、

ゆるりと酔いながら思っていました。