ETERNAL-FLAME

~ 寝ても醒めても キャンドルのことばかり ~

高めのハードル

 

このあいだ、たまたま朝にウォーキングしていたら、

通りすがりの車の開け放った窓から、ちらりと聴こえた曲が懐かしくて、

おもわず一緒に口ずさんでしまいました・・・そういうのって、久しぶり。

でも、リズムもシチュエーションも合わないんですよ、歩くにも澄んだ朝にも(笑)

 

~君が好き 一番大切な人 ずっと側にいて 駄目な僕を叱ってよ~

清水翔太さんの『君が好き』ですね。

あのやんちゃな感じの、甘めの切ない声・・・あれから10年くらい経つんでしょうか。

耳にいきなりサビが飛び込んできたので、うっかりやられてしまいました。

 

そういえば、めっきり音楽も聴かなくなって、ライブにも行かなくなってましたっけ。

わが家のオーディオのコンセントだって、

しばらく前の模様替えのとき抜いてから、実はずっとそのまま。

でも、きっと相方だって気付いてないはずです(苦笑)

 

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駄目だと自分でもわかってるなら、叱られる前に直してほしい。

そう相手に対して感じるほどに大人になってしまった、残念なわたしにだって、

もちろん、駄目なところは山ほどあるはずなのに、

それを叱ってくれる人って、そういえば、めっきり減ってきましたねぇ。

 

そう考えると、これって若いカップル限定の甘い関係だけに限らず、

意外と真理なのかもしれないな、なんて改めて感じます。

それならば、苦しくなるくらい愛されるために必要な要素が、

笑顔を絶やさない、というのも、わたしにとってはかなり高めのハードルです(苦笑)

 

新しい可能性

 

可能性、という言葉が、いまのわたしには新鮮な感覚です。

人に対して、憧れを持って使っていたこの言葉が、

「あなたにもあるよ」と言ってもらえて、でも、わたしには無縁な気がしていて、

でも、ようやく最近、あるのかもしれない、と受け止められるようになってきました。 

 

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どんなことでも、頑張れば出来るはずと思ってきたけれど、

どんなに頑張っても出来ないこともある、と気づかされて、

悲しんで、あがいて、落ち込んで、閉じこもって・・・

もうわたしには、どんな可能性も残されていないと思い込んでしまっていました。

 

でも、可能性の種類は、たったひとつではないんですよね。

あちらがダメでも、こちらには道が開けているかもしれない・・・

けれど、たったひとつその方向だけ、と思い詰めていて、

顔をあげて、周りを見渡そうという余裕がありませんでした。

 

信頼するひとたちが「大丈夫、可能性はあるよ」と、

なんども否定するわたしに、それでも言い続けてくれたおかげで、

可能性が、未来が、わたしの手に戻ってきた気がします。

そして、無縁にしていたのは、わたし自身だったと今はわかります。

 

 

切ないことですが、わたしはたったひとつその方向だけを、

いつまでも見つめていたかったのだと、今ならわかります。

もし、叶わないという事実を受け入れてしまったら、

もうそのことばかりを考えて、生きていくわけにはいかないから。

 

どんなに好きで追いかけても、

追いかけるほどに、離れて行ってしまう恋人を追いかけているうちに、

いつしか追いかけることが、目的のようになってしまいがちだけれど、

恋人と仲良くいつまでも暮らすことこそ、本当は願っていたはずです。

 

この喪失感を、離れていく恋人に例えるなら、

もう、彼は戻らないのです。

運よく、いつか彼と未来で、また巡り会うことがあったとしても、

とりあえず今は、戻らないのです。

 

きっと、彼は「君といると、窮屈なんだ」とか言うのかもしれません。

たしかに、自分だけを見つめられたら、かなり重いですよね。

・・・こうやって振り返ることができるようになれば、しめたもの(笑)

新しい可能性について考えられるのは、案外、素敵なことかもしれません。

 

形からの厄介な連想

 

キャンドルそのものではなく、この画像を見ていて、

何かに似てるなぁ、と思ったら、あれですね、「歯」。

歯は、なかなか厄介ですよね、

そういえば、歯問題で、しばらく寝つきの悪い夜を過ごしていました。

 

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20年ちかく、検診がてら通っていた歯医者さんで、

わたしの歯に関する治療方針で、意見が食い違い(歯だけに(笑))、

違う歯医者さんを探すことにしたんですけれど、

これがかなり大変なことになってしまったのです。

 

というのも、親不知が4本とも生えているという状況でして、

どうしたって、この親不知ってのが虫歯になりやすい存在ですから、

定期健診の連絡が来ようもんなら、できるだけこまめに通っていたわけです。

それなのに、虫歯になってるから抜けって言うんですよ!

 

それじゃ、なんのために検診に通ってきたかわからないじゃないですか!!

しょっちゅうレントゲン撮ってて、そこまでなる前に気付かなかったんですか?!

・・・なんて面と向かって文句が言えるほど、ハートが強くないわけで、

そもそも言おうにも、先生が多忙なのか5分と会話もしてくれないわけなんです。

 

実は以前にも、経過観察と診断されつづけていた虫歯が、

ようやく治療するころには、深く深刻化してしまっていた経緯もあり、

新しく入った歯科衛生士さんとの相性も、微妙だったこともあいまって、

すごすご撤退し、新しい歯医者さんを探すことに。

 

 

いやぁ、医療時術の進歩は日進月歩、とはよく言いますけれど、

20年も他を知らないでいると、すごい変化がありますね。

数年前に、レントゲンがフィルムから画像になったときも驚きましたけれど、

最近は、ウィーンッと顔の周りを衛星みたいに回ったりしますね。

 

あと、カウンセリング用の部屋が別にあって、ナースにも説明受けるとか、

うがいを除菌水(口のなかが塩素くさくなるヤツ)でする、とか、

味の無いガムを噛んで唾液検査して虫歯予防対策してくれる、とか、

やたらめったらカメラで撮影して、情報共有してくれる、とか。

 

さすがに、この短期間で4件の歯医者さんと同じ内容で面談したので、

いろいろなことがわかりました、歯医者さんは個性的な人が多い、とかね(笑)

そして結果は、口をそろえて「抜歯」・・・凹みました。

でも、4件目の歯医者さんが、なんとか治療をしてくださるというので、そちらへ。

 

 

新しい歯医者さんは、カウンセリングも丁寧で、信頼できる先生です。

近くて通いやすいことを、これまでは重視してきましたが、

丁寧さとか信頼できる話し方かとか、そういうソフト面も大事に感じまして、

自分が仕事をする際にも、今回の経験を生かさねば、と思ったりしています。