嗅ぎ当てる楽しみ
かつてトリュフを探していたのは、豚ちゃんなんですってね。
どうしても好きな香り、というのは理屈ではない、ということでしょうか(笑)
さて、前回ご紹介した美しい燭台との出逢いは、
札幌のカフェ佐藤珈琲さんで、でしたが。
コーヒー。
それは、私にとっては厄介な存在。
お好きな方、多いでしょうね・・・私も好きです。
でも、香り限定、飲めないんです(涙)
カフェへ行ったのに味の感想が無いなんて、やっぱり変でしたよね?
理由はもちろん、苦いから、なんです。
味覚の種類の中でも、「苦」って字からして苦手(苦笑)
苦くなければ、と甘くしたりミルクと合わせたりしてトライすること、苦節20年以上。
でも、どうしてもあの苦味に慣れることができない。
・・・といいますか、嗅覚と味覚に絶望的な落差がある、という感じ。
つまり、あの香りと味とが脳内で一致せず、うまくバランスが取れないのです(汗)
近ごろでは、少し調子が悪いときに飲もうものなら、胃痛にも悩まされるようになり、
感覚だけでなく、体質にも合わないようなので、完全に諦めることにしました。
でもね、香りは好きなんです、とっても。
気持ちを切り替えたいとき、コーヒーの香りは頼もしい味方になってくれますよね。
幸いなことに、家族や友人にコーヒー好きが多いので、
いつでも、胸いっぱいに幸せな香りを味わいつつ、気分転換させてもらいます♪
ところで、今回の北海道旅行での私の主張は、レストラン・マッカリーナでしたが、
コーヒー党のパートナーにとっては、佐藤珈琲さんへ行くこと。
というのも、地元にある大好きなケーキ屋さんが、
佐藤珈琲さんのコーヒー好きが高じて、コラボしているのを聞きつけ、
そのコーヒーの香りやパッケージのセンスが素晴らしく、
「素敵なカフェに違いない!」と私まで影響されてしまったのです。
そんな佐藤珈琲さんに、ウキウキしながら一足踏み入れてみましたら、
やはり、カグワシイ・・・入口の横に、焙煎用の機械が置いてあるのも素敵です♪
そんな私の心を鷲づかみにしたのは・・・燭台とタルトタタン♪
写真はパートナーの珈琲ですが、心を満たす深い香りに和みます。
自分の感覚にマッチするカフェを嗅ぎ当てる能力だけは、
珈琲にトライし続けた長い間に、身についていたようです。
カフェめぐり、という言葉があるのかないのか。
札幌はカフェの激戦区だそうで、カフェを飲み歩く人が多いそうな。
残念ながらコーヒーの味がわからない私にも、
佐藤珈琲さんの類い稀な香りの違いだけはわかります。
なにより、こんな素敵な燭台を紹介してくださる方ですから、
美味しいコーヒーを煎れてくださらないはずはありません!
札幌を訪れる際には、どうぞ佐藤珈琲さんでほっこりした時間をお楽しみください♪