祈り
今夜の灯かりは、こちら。
この日のために、制作しました。
キャンドルを灯し、黙祷を捧げるために・・・
1995年 1月 17日。
あの日から、18年が経ちました。
「もう18年」と言いそうになって、ふと考えます。
傷ついた方、大切な方を失った方にとって、
たとえどれだけ多くの時間が流れようと、悲しみは消えることはないのだと。
東京で暮らす私にとって、
あの日、朝起きてテレビを付けるまでは、いつもと同じ朝でした。
目を疑うような映像を見て、現実でないよう願ったことを覚えています。
天災は、理不尽です。
その大いなる力の前で、人はいつも無力で、
私はただ、祈ることしかできません。
1995年は、社会的に見ても「激動の年」と称されます。
個人的にも、私にとって節目の年でもあり、
それゆえ、よけいに忘れられない年、忘れてはいけない年です。
私にできることは、祈ること。
そして、いつまでも忘れないでいる、ということ。
どうぞ、傷ついたすべての魂が光に包まれますように・・・